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モンベル の沢靴 サワークライマー

渓流釣り用の沢靴、モンベル サワークライマー。

モンベル アウトレットで6,000円程で手に入れました。店員さん曰く、「ソールのみ現行モデルと違う」ものらしいです。ソールにはecotrax USAとロゴがあり、対して現行モデルのソールはアクアグリッパーです。この一年で一泊二日の釣行で5回使用したため、ここまでの印象やヤレ具合などの記録。

 

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1. 履き心地

やや細めで通常の靴のサイズで選ぶと靴下を履いて靴を履くとキツキツだったため、釣行の際は裸足で履かと想定していつもの靴のサイズを購入。

5月から10月の渓流では、靴のインナーがネオプレインなので水の冷たさはさほど気になりません。ただ履く時は良いのですが、足が浮腫んだり水でふやけると細身の靴なのでキツく感じ、脱ぐのに一苦労。

 

靴紐は太めのものが最初から付いてるが、普通の蝶々結びだと行動中頻繁に解けてしまうので、結び方や留め方には少し工夫が必要。

靴の生地はしっかりしているのでサポートも良く横振れすることはまずない。つま先は厚いゴムで覆われているため、岩に当てても痛みを感じることはない。

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水の中や岩の上を歩く際は足裏に痛みなどは出なかったが、上流まで釣り上がった後の藪漕ぎや下山時に3時間ほど歩くと普通の登山靴と違いクッションが効かないため足に痛みが出た。多分水でふやけた足が靴中でパンパンになったことも関係してそう。今のところ比較できる他の沢靴を持ってないため、こんなもんかなと納得して使用。

 

 

2. ソールの性能

乾いた場所、濡れた岩や石の上は良くグリップしてくれるので全く問題無し。濡れた苔の上は普通に滑るため慎重に歩く必要あり。初めての沢靴のため比較できないが、渓流釣り初心者が使うには十分な性能だと感じる。

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3. 一年5回の釣行を経た後のヤレ具合

渓流までのアプローチや上流からの下山までこの一足で済ませてるため、ソールの減り具合が少し早い気がする。爪先と踵は特に減りが進んでいる。足のアーチ部分もやや削れてきているが、それは岩の突端に足を置いたりするためだろう。これまで5回使用したので、次の5回でどこまで減るか観察したい。

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アウターのヤレは思ったより少ないが、岩に当てた内側には両足ともに少しほつれが見受けられる。左足爪先の付け根部分が破れてきている。これは傾斜のきつい滑る斜面を藪漕ぎしながら登り続けたせいもありそう。

色も水に何度も浸かるため抜けてきている。特に靴紐の脱色は1回目の釣行で始まっていた。

 

左足

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右足
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左足の爪先付け根が破れてきた
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アウトレットで6,000円程だったので初めての沢靴として良い買い物だったと思うが、定価でまたリピートするか?と聞かれたら、同程度の価格帯の他の奴を試してみたいと思う。これはサワークライマーが良い悪いではなく、この靴しか知らないので他のメーカーの靴やソール、例えばフェルトのソールの使い勝手やヤレ具合などを知りたいからだ。ただ初めて沢靴を買う人であれば、性能は十分なのでアウトレット品をお店で見つけたら迷わず買うことをお勧めする。直ぐに元は取れるはず。