横浜市のコロナ感染患者数をPower BIで可視化しました(2020年9月1日現在)
本投稿の情報は2020年9月1日時点で横浜市のHPに掲載されている以下データを元に作成をしました。
1.2020年2月18日以降 ~全体サマリ
横浜市の累計陽性感染者数、男女別感染者数、症状別人数及び比率、年代別感染者数、年代別症状別感染者数です。年代別と転帰(=症状)の多い順に並べてみました。
感染者数累計は8月31日の2,075人から25人増加し、累計で2,100人となりました。
9月1日の2週間前は8月18日 火曜日。
退院は42人増加、死亡の増加はなし。
(性別内訳と陽性感染者総数の差5人は年齢非公表5人がいるため発生。また、いまだ調査中が1人。)
※上記で陽性感染者累計が2,099人となっていますが、これは横浜市が公開している2020年9月1日のオープンデータ=CSVファイルの1808行目-1809行目で、感染者の通し番号(No,)が一つ飛んでしまっている行があるためです。これにより横浜市の発表では累計数が2,100人となっていますが、間違ったオープンデータが公開されていてそれをPower BIで取り込み自動集計したため上記では2,099となっています。よって正しい累計数としては2,100人ですが、公開されているオープンデータは間違っている、という状況が起きています。
下のスクショは2020年9月1日に公開されたオープンデータを取り込んだPower BIの画面。
1808-1809行目に着目すると、No.列=感染者の通し番号が一つ飛んでしまっている。
それによってデータの最終行は2099行目だが感染者の通し番号は2100となっている。
2020年8月31日時点で公開されたデータではこのずれは発生していない。
2.2020年9月1日 ~1日だけのサマリ
9月1日 1日だけでフィルタ。
25人中17人の感染経路が不明、他は日体大クラスタ、教員の感染など。
3. 2020年9月 ~当月のサマリ
8月単月の累計感染者数が1,048人でしたが、9月は果たしてどうなるか。
4. 区別感染者数(週1更新)
区別データ8月28日時点のもの。(※ 横浜市の区別データは週1回毎週金曜日夜に更新されています)
左は区別の累積人数、右は区の人口に対する比率 を多い順に並べています。
累積人数では、青葉区>鶴見区>港北区がTop3で前週から変わらず。
患者数を区の人口比でみた場合は、中区>鶴見区>青葉区がTop3となっています。
区別 新規患者数(累積)推移
100人を超えた区が2つ増えて8区になりました。南区、神奈川区が陥落。1週間の増加ペース的に金沢区がリーチ掛かってます。
8/21 ~ 8/28 の増加人数
5. 死亡者数
8月30日時点累計56人。
8月単月で見ると死亡者は8人でした。
6. PCR検査人数について
PCR検査人数は8月23日時点で37,356人となっています。ここからダイヤモンドプリンセス号の282人を除くと、37,074人となります。
横浜市民 3,761,563人(令和元年12月末)を母数にして、PCR検査人数 37,073人で割ると、0.0098となり、言い換えると市民1万人あたり98.5人がPCRを受けている状況です。
※37,073人には市外の方も含まれるのであくまで目安です。でも誤差の範囲だと思います。
引き続き不要不急の外出は控え、知らないうちに感染しないよう接触人数削減とマスク着用など注意したいと思います。
#横浜市 #コロナ
※データ引用元
■横浜市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
最終更新日 2020年9月1日
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/kansensho/coronavirus/kanja.html
■ 陽性患者発生状況のオープンデータ(csv)
■ 区別発生状況(患者所在地)最終更新日:2020年8月28日
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/koho/topics/corona-data.html
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/tokei-chosa/portal/jinko/maitsuki/juki.html
以上