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横浜市のコロナ感染患者数をPower BIで可視化しました(2020年8月1日現在)

本投稿の情報は2020年8月1日時点で横浜市のHPに掲載されている以下データを元に作成をしました。

 データ引用元

 1. 横浜市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況

最終更新日 2020年8月1日

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/kansensho/coronavirus/kanja.html

 

陽性患者発生状況のオープンデータ(csv)

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/koho/topics/corona-data.files/141003_yokohama_covid19_patients.csv


2.区別発生状況(患者所在地)
最終更新日:2020年7月31日

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/koho/topics/corona-data.html

 ※横浜市の区別データは 通常7日ごとに更新されますが、7月24日の更新はスキップされ2週間ぶりに更新されました。スキップされた理由は不明です。

 

3. 住民基本台帳人口 

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/tokei-chosa/portal/jinko/maitsuki/juki.html

 

全体サマリ1

横浜市の累計感染患者数、男女別感染患者数、症状別人数及び比率、年代別感染患者数、年代別症状別感染患者数です。年代別と転帰(=症状)の多い順に並べてみました。

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横浜市による2020年8月1日時点のデータから作成

感染患者数累計は7月31日時点の1,027人から33人増加。
8月1日の2週間前は7月18日 土曜日。
退院。死亡の
増加はなし。
性別内訳と陽性患者総数の差5人は年齢非公表5人がいるため発生。また、いまだ調査中が1人。

 

全体サマリ2

区別データ7月31日時点のもの。
左は区別の累積人数、右は区の人口に対する比率 を多い順に並べています。
累積人数では、青葉区>旭区>港北区がTop3。2週間前に2位だった市外が大きくランクを下げています。
患者数を区の人口比でみた場合は、中区>瀬谷区>旭区の順番で2週間前から中区が順位を上げてTopになりました。これはホストクラブでのクラスタによる影響と思われます。

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横浜市による2020年7月31日時点のデータから作成

区別 新規患者数(累積)推移

7月31日のところを降順にしてみました。
横浜の奇跡 栄区もとうとう2桁に突入しました。2週間分の差があるから仕方ないところか。
緑区より上の区は全て40人越え、39人以下は4区だけになりました。来週には累積で100人を超える区も出てくる勢い。

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横浜市による2020年7月31日時点のデータから作成

7/17と7/31の増加人数の差分。
2週間で256人が積み上がり。7/10-7/17の差が87人だったので、単純に2週間分=2倍にしてもこの2週間のほうがハイペースで増加しています。

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横浜市による2020年7月31日時点のデータから作成

 

新規感染者の内訳

8月1日 1日だけでフィルタ。5日連続の二桁代。

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横浜市による2020年8月1日時点のデータから作成


公表日7月1日以降の新規感染者数のデータをまとめてみました。
前日よりまた増えてしまいました。

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横浜市による2020年月1日時点のデータから作成


8月のサマリ
8月は新規陽性患者累積は33人で始まりましたが、7月の累積412人を下回ることができるか。推移も見守りたいと思います。

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2020年8月単月の累積サマリ


死亡者の増加はないため割愛
死亡者が出たのは5月24日が最後でそれ以降は0人が続いています。

PCR検査数のデータも横浜市では公開しています。

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/koho/topics/corona-data.html

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この数字を使って、ざっくりと横浜市民のPRC検査カバー率を試算してみます。試算にあたって DP船関連は所属市町村の内訳データがないので、すべて市外の方と仮定して除外します。

20,137人 (検査実施者総数 ) -282人 (※1のDP船乗客・乗員に関連した検査実施者延べ人数)= 19,855人

19,855人 (PCR検査実施者数) ÷3,761,563人 (令和元年度末の横浜市の人口) ≒  0.0052 (0.52%)

人口10,000人に対しては約52人に検査を実施したという状況のようです。

7月31日時点の感染者が人口に占める比率は 0.025%(前述の全体サマリ2)なので、感染者の約20倍の人数が検査を受けているとみることができそうです。


こちらの公開情報をみると最新(7月26日)の検査数に対する陽性率は3.9%となっていて、
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/koho/topics/corona-data.files/pcr_20200731.pdf
一番陽性率が高かった4月6-12日の27.2%(PRC検査実施数自体が少なかった時期)をピークにして徐々に陽性率は減少し、6月に入り民間検査機関での検査受信者数が増えるとともに6月15-21日に陽性率が過去最低の0.9%まで下がりますが、そこから7月26日に向けて陽性率がジワリジワリと上がっていることが分かります。

この数日で一気に陽性者数が増えているため、引き続き接触者数削減やマスク着用と手洗いを励行したいと思います。

(8月1日に会った人 0人)

横浜市コロナ