コロナ騒ぎで政府が補助金を出すとか言うから、業種別の市場規模を可視化してみた
今日はコロナ対策で旅行業界や外食産業救済のための補助金が出るかもしれないという報道がありましたが、そもそも日本の産業別の市場規模ってどの位あるか知りたくなり、ネットの情報とPower BI Desktopを使って可視化してみました。
データソースには業界動向.comさんが公開されている、こちらの情報を使わせていただきました。Top50の業界のデータが閲覧できます。
数字と簡単なバーによる可視化は上記ページにありますが、いかんせん自分は数字に弱いので業界の大きさを視覚的に把握したくてBIツールの力を借りた次第です。
とりあえず可視化した情報はこんな感じに。
業界規模でいうと卸売、電気機器、自動車と続きますが、ツリーマップにしたことでボリューム感が把握しやすくなりました。
さらに売り上げ200,000億円(=20兆円)でフィルタすると17業界に絞られました。
別のページで縦棒グラフにしてみました。
業界でいうと石油から左がTop17業界、電力から右側が残り33業界。
各業界の内訳は今回データソースから取り込んでないため、外食産業や旅行業界にドリルダウンできないので、時間のある時にもう少しデータを集めてみたいと思います。
ちなみに今回使用した無料で使えるPower BI Desktopはマイクロソフトのサイトからダウンロードできます。
忘備のため、データ接続方法と可視化までの簡単な流れをメモ。
① Power BI Desktopを立ち上げて、データを取得を選択して、その他 の中からWebを選択。
② URLを入力します。業界規模ランキング(2019)のページのURLをコピペしてOKをクリック。
③ ナビゲーター画面内で取り込みたいデータにチェックをつけて、データ変換をクリック。
③ Power Queryの画面が立ち上がるので、取り込んだデータから不要な列(今回は一番右にある 単位;億円 を削除します。
④ 削除する列の上で右クリック、メニューの 削除 をクリックします。
⑤ Power Queryの画面左上の閉じて保存をクリック。
⑥ Power BIの画面右のフィールド内に取り込んだデータの列名があるので、今回使用する列名(業界名、業界規模)にチェックを付けると、表形式が自動作成される。
数字にカンマをいれるには、フォールド の 業界規模 を選択した状態で 列ツールタブ にあるカンママークを選択。円マークにするには同じ列ツールタブの$マークをクリックして、ドロップダウンから¥を選択。
⑦ 続けて 視覚化 にあるツリーマップを選択して、フィールド内の業界名、業界規模にチェックを付ける。
⑧ 業界Top50のデータだと右下に行くとつぶれて見づらいので、フィルターの設定でで200,000以上に設定した結果、17業界に絞られる。連動して同じページ上の表も17業種にフィルタされる。
※縦棒グラフはツリーマップの代わりに縦棒グラフのビューを選択するだけ。
本日はここまで。